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古いカメラSONY DSC-T10のレビューと故障履歴

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ソニーから2006年に発売された720万画素・38~114mm3倍ズームレンズ搭載のMADE IN JAPANデジタルカメラです。 5台購入しましたが、長年経つと各部に故障が発生します。自分で修理しながら、今は「ホワイト」を2台持ってます。 上下にスライドするレンズカバーは「カチン♪」と金属っぽく心地よい音で、ボディ側に擦れた傷跡はできません。 90°屈曲する光学系はマクロよりも強力な拡大鏡モードがあり、最短1cmまで近づいて撮影できるのが凄いです。 一般的な沈胴式3倍ズームレンズ搭載のデジタルカメラはズームを望遠側にして撮影すると解像度が落ちますが、この屈曲光学系レンズを採用したカメラは、SONY製も別メーカー(FUJIFILM)製も解像度低下はあまり感じません。 手ブレ補正は横置き補正レンズを東西・南北に動かすメカニズムで、素早いブレ補正は苦手な様です。シャッターボタン半押し後に、ゆっくりと被写体を静止させてからのブレ防止には効果があると思います。 ほぼ密閉されたレンズ構造はCCDへのゴミ付着は経験が無く、付着しても画像に表れない光学系なのかも知れません。 ↓背面の液晶は屋外の光を利用した半透過型ハイブリッド液晶を搭載しており直射日光下でもフレーミングし易いです。 操作ボタン類は文字通りのはっきりした十字キーが押しやすく、近年一般的になった円形の十字キーよりも良いです。 「│□│」ボタンを長押しすると液晶が明るくなります。右下の「+/-」は独立した露出補正ボタンで分かりやすく使いやすいです。 ストラップ取り付け金具の穴は5台とも腐食する傾向にあります。金具の材質が良くないのか?純正ストラップのヒモの成分が悪いのか?分かりませんが穴がボロボロになるので、今はストラップを外して様子を見ています。 右手親指の置き場所がちゃんと在って、薄型カメラにしてはホールド感は良い方です。 ↓上面の一番右は手ブレ補正ON/OFFボタンですが、オート撮影時には反応しないので、ほぼ不要なボタンです。 シャッターボタンのストロークは遊びが多く、全押し時には上パネル面より下がった感じがあって良くありません。 ↓画像の保存メディアはメモリースティックDuoです。バッテリーNP-FT1(3.6V 2.4Wh)はインフォリチウム機能のためか?自己放電が多くカメラから出して保管しても比較的短期で放...