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10月, 2024の投稿を表示しています

Windows11(24H2)のクリーンインストール方法

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今回、Windows11(24H2)をクリーンインストールするノートパソコンはドスパラのVH-AD3Lという機種で購入当時にはWindows10がインストールされていました。 プロセッサは1.1GB、メモリーは4GB、SSDストレージ(eMMC)は64GBと低スペックなパソコンです。 昨年、Windows11(23H2)のクリーンインストール時にはシステム要件を満たしていないために裏技でインストールしましたが、今回の24H2は普通にクリーンインストール出来ました。必要なシステム要件が緩和されたと考えられます。 インストール作業中の画像をHDMI出力端子からキャプチャー可能でしたので、最初のBIOS操作から最後のWindowsデスクトップ画面まで42枚の画像と共に、クリーンインストールを紹介します。 インストールするために使うUSBメモリーは、普通にMicrosoftのサイトから作成しました。 USBメモリーからパソコンをブート(起動)させる手順はパソコンのメーカーや機種により異なりますので、事前に調べておく必要があります。 ↓VH-AD3Lの場合はパソコンにUSBメモリーを挿して電源ONにし、ロゴマークが出たら「F7」キーを連打します。 ↓ブートデバイスが表示されるので、「↑↓」キーでUSBメモリー(BUFFALO製)を選択し「Enter」キーを押します。 ↓少し待ちます。これがUSBメモリーから起動された最初の「Windows11セットアップ画面」です。「次へ」 ↓キーボードのデフォルトはPC/AT拡張キーボードですが「日本語キーボード」を選択します。「次へ」 ↓I agree everything will be deleted including files,apps,and settingsは、いままでの全てのファイルやアプリや設定が消去される事に同意するという意味です。クリーンインストールなので当然ですがチエックをいれて「次へ」 ↓適用される通知とライセンス条項は「同意する」 ↓ここは少し面倒です。WindowsをインストールするSSD内の場所を聞かれてます。ディスク0はインストール用USBメモリーのことです。ディスク1はSSDですが、7つのパーティションに仕切られてます。一つずつ選択して「× Delete Partition」で削除します。これを6回繰り...

VH-AD3LをUSBメモリーから起動させるBIOS操作

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Windowsのインストール時などにUSBメモリーから起動させたい事がありますね。 ちゃんとした説明書が見つからなく試行錯誤の結果、 2通り の起動方法が見つかりましたので紹介します。 USBメモリーはBuffalo製RUF3-YUF8GAを使って、普通にMicrosoftのサイトから「Windows11のインストール メディアを作成する」方法で準備しました。今回はWindows11(24H2)をクリーンインストールします。 ■起動方法 1 電源OFF状態の時にWindowsインストール用USBメモリーを挿す ↓電源ONにしてDiginnosロゴ画面が現れたタイミングに「F2」キーを連打する ↓BIOS画面になってLoad Previous Values?が表示された場合はYes/Noどちらでも良いので「Enter」キーを押す ↓「→」キーでBootタブに移動して、Boot Option #1にBUFFALOが認識されている事を確認して「Esc」キーを押す Quit without saving?が表示されたらYesのまま「Enter」キーを押す ↓少し待つとWindows11(24H2)セットアップ画面になります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■起動方法 2 電源OFF状態の時にWindowsインストール用USBメモリーを挿す 電源ONにしてDiginnosロゴ画面が現れたタイミングに 「F7」 キーを連打する ↓Please select boot device:が表示されたらUSBメモリーを選択して「Enter」キーを押す (USBメモリーが認識されない時は「Ctrl」「Alt」「Del」キーで再起動すると良い) 少し待つとWindows11(24H2)セットアップ画面になります。 結果として特に「裏技」も使わず、無事にクリーンインストール出来ました。認識されないデバイスが19個もありましたが、事前に「Double Driver」というソフトでドライバーをバックアップしておいたので全て復元が可能でした。 バックアップしていない場合はドスパラのサイトにドライバーが案内されてます。 http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/10449?site_domain...

EF80-200mm F4.5-5.6 USMを分解クリーニング

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フロントキャップとリアキャップ付きのキレイなジャンクレンズです。ハードオフ店頭で光学系の汚れやカビをチェックして問題なさそうなので購入しました。 ↓自宅でEOS Kiss Digital Nに取り付けてAF動作チェックの結果は問題ありません。ズームリングのトルクむらも感じなくスムーズに動作します。光学系も前から後までスッキリ抜けてキレイに見えます。 ↓普通にレンズを覗いてチェックしても見えないのですが、後側からLEDライトを当てて前側から微妙な角度で見ると、この様なカビらしき物がありました。前玉の回転と一緒に回るので前玉裏面みたいです。 風景を実写テストしてみましたが、特にコントラスト低下は感じませんでした。実用上は問題ないレベルと思います。 ↓やっぱ・・・気になるので分解クリーニングする事にしました。前玉は3本のネジで固定されているだけの構造です。 外す前に一応テープを貼って位置マーキングしました。 ↓前玉の裏側を照明の角度を変えて入念にチェックすると、カビらしき物が薄っすら見えました。 ↓クリーニングペーパーに無水エタノールを付けて前玉裏面と鏡胴側のレンズ面をクリーニングしました。どうしてもエタノールの乾燥ムラが残る場合は、その後に息をハアーとかけてクリーニングクロスで丸く拭き取ると良いです。 結果はキレイになりましたが、新品の様に完璧クリアではありません。どうしても僅かなチリは残ります。 ↓ついでに他の箇所も点検します。ズームリングのゴムカバーを抜くとネジが2個見えました。 ↓マウント面のネジ5本を取ってみましたが、簡単に分解できそうも無いので、止めて元通りに戻しました。 ↓完成したレンズをEOS Kiss Digital Nに付けると軽くてコンパクトなのが良いです。屋外でテスト撮影してみます。 (EOS Kiss Digital Nの場合、センサーサイズ比からレンズの焦点距離は1.6倍の128~320mm相当になります。) ↓200mm開放F5.6で実写した原画を2枚アップロードしました。写真を左クリックし別ウィンドウが開いたら次に右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択し、ダウンロードした写真を見て下さい。(Windows11 Edgeの例) F8に絞ると解像度が少しアップしますが、開放F5.6から十分に使えるレンズです。