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5月, 2023の投稿を表示しています

パソコン版Googleマップで3Dモードの使い方

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多機能のGoogleマップは年代によって操作方法が変わり、多くを覚えるのは難しいと感じています。その多機能中の一つですが、Windows11パソコンを使ってEdgeブラウザから地図を航空写真モードにし、さらに立体的な3D画像で見て保存する方法の紹介です。特別なソフトのインストールや、Googleにログインする必要はありません。 ↓EdgeブラウザからGoogleトップページを開き、Googleアプリアイコンをクリック後にマップを選択します。 ↓検索欄に文字入力したり、地図上をドラッグ&ズームして目的地点を探します。ここでは神奈川県「江の島」を例にしました。次に画面左下のレイヤをクリックします。ここまでは多くの方が良く使われる手順と思います。 ↓航空写真モードになりました。次にレイヤのアイコンにマウスポインタを乗せ、詳細をクリックします。 ↓開いた地図の詳細ウインドウ左下の地球表示にチェックを入れると右側にコンパスと3D文字アイコンが表示され準備が出来ました。地図の詳細ウインドウは閉じます。 ↓3D文字アイコンをクリックする、又はポップアップで案内されてますが「Ctrl」キー(又は「Shift」キーも可)を押しながらドラッグすると、フル3Dモードが開きます。 ↓「Ctrl」キーを押しながらドラッグする事により上下角度を変えたり、東西南北を回転させたり出来ます。これで地形が分かりやすく表現されます。 ↓ぐるりと廻すようにドラッグして「陸側から見た江の島」が表現できました。テレビの天気予報時間に良く出てくるお馴染みの方角です。島の面積の半分近くがハーバーとマリーナ関連としての埋め立て地であることが分かります。 地図をパソコン全画面で見るには「F11」キーを押します。(完全なフルスクリーンにはなりません)終了させる時も「F11」キーです。 ↓パソコンのウィンドウを小さくして見ている時は良いのですが、広げて見ている場合に左側に白いサイドバーが出現して地図の横幅が狭くなるので消しました。手順はサイドバー上部の3本線メニューをクリックします。 ↓サイドバーを表示のスイッチをON(右)からOFF(左)に変更してウインドウ閉じます。(注!)このスイッチが無い場合もありますがGoogle側の都合(時間帯によるテスト中?)なのでサイドバーを消すことはできません。無理やり消す方法は、Goo...

DSC-T10のシャッター接触不良を分解修理

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通常であればシャッターボタンを半押しすると「ピッ」と音が出て、ピントが合いAF測距枠が白色から緑色に変わるのですが、白色枠がまばたきするだけで緑色になりません。発生頻度は10回に1回くらいの時々症状です。 DSC-T10は現在2台あり、症状の発生頻度に差はありますが2台とも同じような状況なので分解して調べてみます。 ↓外装ネジ6本を取り、前カバーだけを外します。コネクター配線やツメの引っ掛かりは無く簡単に外れます。 ↓シャッターボタンユニットを外しますが、フレキケーブルが2種類あり切らないように注意します。 ↓最初に黄色の幅広フレキケーブルを抜き、次に青色ケーブルも抜きます。 ↓シャッターユニット裏面のネジ2本を取り、白いプラスチック突起はカッターナイフで切り落としました。組み立てる時には切り落とした箇所にエポキシボンドを付けて止めます。 ↓基板を外しました。基板裏側中央にシャッタースイッチが現れました。 ↓半田付け4か所を外しました。スイッチ裏面の金属カバー4か所にあるナナメの部分を曲げると分解できます。 ↓4パーツで構成されてました。円形接点バネとボディ接点を無水エタノールでクリーニングした後、綿棒に接点復活剤(HOZAN Z-295)を染み込ませて塗布しました。そして元通りに組み立てます。 カメラを組み立て、テストした結果は以前より良くなりましたが完全ではありません。接点部分を細かいサンドペーパーや「ピカール金属磨」で研磨した方が良かったのかも知れません。 所有している2台とも同じ傾向なのでシャッタースイッチの接触不良ではなく、AF機能の個性である事も考えられます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■2024/02追記 再度、シャッタースイッチを分解しました。今回は円形接点バネとボディ接点の黒ずんだ酸化被膜を「ピカール金属磨」でピカピカに研磨→清掃→KURE 5-56塗布→組み立てました。 効果はてきめん、100発100中OKで症状は発生しません。もう1台も分解し同じ処理をしました。2台とも快調です。 結果として、症状の原因はスイッチ接点の酸化被膜によって接触不良が発生していた事でした。

EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS内部破損を分解修理

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このキヤノン製ジャンクレンズはズームリングが50mmくらいの位置からWIDE側に回りません。内部で何かが引っかかってロックされている感じです。たぶん落下させたか、ぶつけたか?して内部のプラスチック部品が破損していると想像されます。外観と光学系はキレイだし、運が良ければ修理可能かも知れないと思い500円で購入しました。 ↓マウント側から分解してみるとエンコーダのブラシ(熊手のような部品)が脱落して鏡胴内に挟まっておりました。 ↓円形の基板を外してみると、アルミダイキャストに熊手が付いたような部品が出てきました。本来であればこのブラシは鏡胴内周に貼ってあるズームエンコーダフレキ基板上を摺動してズーム位置情報を検出する役目をします。 ↓折れて残ったアルミダイキャストが写真中央にあるグレーの四角い部品で2本のネジで鏡胴に取り付けられています。 ↓スームリングのラバーをめくり、少しずつズラして鏡胴表面を出します。そして小さい2本のネジを取ります。 ↓折れてしまったアルミダイキャストをどの様に直そうか?。まず使い慣れたボンド ホーロー補修用を試してみます。 ↓硬化まで24時間と説明されておりますので、洗濯ハサミで圧着したまま待ちました。このボンドでイケそうです。 ↓上記の部品に接触しているプラスチック部品にもダメージがありました。ゼリー状瞬間接着剤で肉盛りをします。 ↓翌日、ボンドが硬化しました。鏡胴内他部品との接触を避けるためのヤスリ切削後も肉厚が残っており、安心です。 ↓元通りに取り付けて完了しました。ズーム位置検出エンコーダはこんな様子で左右方向にスライド動作します。ブラシ(熊手)のバネ圧が折れた箇所の負荷になりますが、強度は足りています。そしてレンズ全体を組み立てました。 ↓カメラで実写テストをしました。ズームもAFも正しく動作しました。画面中央は問題ありませんが周辺(四隅)がこの写真のようにボケてしまいます。(18mmワイド端・絞り解放、写真左上の隅を800X600ピクセル等倍切り出し) ↓再度分解して調べてみたら、後玉ユニットを支えている3か所のアームの1か所(赤枠)が破損して無くなっています。アームは2か所だけでも動作しますが、後玉ユニットの自重でグラツキがあり光軸ズレが発生してました。 ↓後玉ユニットの自重分だけ支える事ができれば解決できそうです。使えそうな板バ...