DSC-T10のシャッター接触不良を分解修理
通常であればシャッターボタンを半押しすると「ピッ」と音が出て、ピントが合いAF測距枠が白色から緑色に変わるのですが、白色枠がまばたきするだけで緑色になりません。発生頻度は10回に1回くらいの時々症状です。
DSC-T10は現在2台あり、症状の発生頻度に差はありますが2台とも同じような状況なので分解して調べてみます。
↓外装ネジ6本を取り、前カバーだけを外します。コネクター配線やツメの引っ掛かりは無く簡単に外れます。
所有している2台とも同じ傾向なのでシャッタースイッチの接触不良ではなく、AF機能の個性である事も考えられます。
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■2024/02追記
再度、シャッタースイッチを分解しました。今回は円形接点バネとボディ接点の黒ずんだ酸化被膜を「ピカール金属磨」でピカピカに研磨→清掃→KURE 5-56塗布→組み立てました。
効果はてきめん、100発100中OKで症状は発生しません。もう1台も分解し同じ処理をしました。2台とも快調です。
結果として、症状の原因はスイッチ接点の酸化被膜によって接触不良が発生していた事でした。