古いカメラのレビューFinePix A330

FUJIFILM製のFinePix A330は2004年に発売された320万画素デジタルカメラです。中古&ジャンク市場ではあまり見かけないので販売台数が少なかったと思われます。

前面のレンズカバーを最も左の2段目までスライドすると電源ONになり3倍ズームレンズが繰り出します。レンズカバーのスライドは「カチッ」と音のする所が3か所あります。プラスチックにありがちなギシギシ感はなく、現在もスムーズな滑りと金属的なストップ音が心地よいです。

レンズカバーを閉める時に、一気にスライドするとカバーとレンズ鏡胴が当たって、レンズにダメージを与えるのでスライド中間ストップ点で一旦止めて、レンズが沈胴した後にカバーを全部閉めるようにしなければなりません。
この3か所のストップ点が使いにくく、繰り出しレンズと手動のレンズカバーを採用した基本的な欠点です。

前面



↓背面の操作ボタンは異常なく動作してます。液晶画面は屋外の直射日光下ではほとんど見えませんが、自分の体で日光を遮ると何とかフレーミングできる程度に見えます。そんな場合は光学ファインダーを覗けば良いのです。
背面



↓上面です。シャッターボタンの半押し/全押しは、区別のはっきりした感触が指に伝わって良いです。
上面



↓底面2本のネジはY字型で、外装全部で5本使われてます。カメラを分解するにはY字型ドライバーが必要になります。
電池/xD-ピクチャーカードのカバー開閉はしっかり感があって、壊れそうにない丈夫な構造だと思います。
底面



↓やや厚みのあるボディですが、撮影時の親指と中指でのグリップ間隔は実測37mmで、ちょうどいい持ちやすさです。
撮影と画像保存にはxD-ピクチャーカードと単3電池が必要です。単3ニッケル水素電池を使用した場合の撮影可能枚数は取扱説明書によると液晶モニターON状態で330枚です。
側面



↓実写した320万画素オリジナル写真を載せました。(電車内 WIDE端 F2.8 ISO100)
 写真を左クリックし別ウィンドウが開いたら次に右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択し、ダウンロードした写真を見て下さい。(Windows11 Edgeの例)
電車内

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