PowerShot A495 センサーゴミを分解クリーニング

 Canon PowerShot A495です。以前にシルバーを所有してましたが、今回はレッドを入手しました。この色が好きです。

PowerShot A495レッド


↓ズームの広角側ではゴミの写り込みはほとんど感じませんが、望遠側で撮影すると中央上に黒い点が写っています。

ゴミの写り込み

CCD前のフィルターガラス前面にゴミが付いていると思われるので分解クリーニングします。
以前にPowerShot A480も所有&分解した事あり、内部構造はほぼ同じでした。


↓5本の長いネジを外して後カバーを分離します。
青色の操作ボタンフレキを抜いて、シャーシを止めている3本の短いネジを外します。

後カバー分離


↓シャーシを右にめくると黄色のCCD基板が見えます。

CCD基板が見える


↓3本のネジ周辺に半透明のボンドが付いてます。PowerShot A480も同じボンドでした。
これを除去するのが難作業なのです。プラスチックより硬いカチカチのボンドです。
ニッパとカッターナイフで少しずつ削って除去するのに、休みながら1時間くらいかかりました。
ナイフの刃先が折れます。全て除去するのは無理なので金属部が持ち上がる程度まで削りました。

CCD基板のネジ


↓これが削ったボンドのカケラです。

削ったカケラ


↓外したCCD部です。ゴム枠とフィルターガラスも一緒に付いてくるとクリーニング作業が楽なのですが、このカメラはレンズ側に残っているので手間がかかります。

CCD基板を外した


↓ガラス中央下に白いゴミがありました。ゴミ位置と写真の黒点位置では上下が逆になります。

白いゴミ

ゴム枠を外した後にガラスを持ち上げる際、ピンセットでガラスをつまんで持ち上げたら床に落ちました。
ゴミの多く付いたガラスをクリーニングし、組み立ててテストすると小さなゴミが多く写り込みました。
再度分解し、無水エタノールとクリーニングペーパーを使ってキレイにしてから組み立てました。


↓2度目のテスト撮影ではOKでした。

最終テスト画面


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