RICOH Caplio R6を分解してレンズを外しました

Caplio R6 シルバー・レッド・ブラック

Caplio R6(ブラック)(レッド)(シルバー)を3台を所有してますが、何と・・・3台ともレンズ不良です。

・ブラックは電源ONでレンズが出た後すぐに収納され、又レンズが出ますがボケてます。ズームを一旦望遠側にしてワイド側に戻すとボケずに正常に撮影できます。何とか実用になるので日常の撮影に使っています。

・レッドはワイド端でピントが合わないが、少し望遠側にズームするとピントが合い撮影できます。前玉内部に小さなカビがあります。(写り込みは感じません)

・シルバーはレンズギアに欠けがあり電源ONでレンズが出ません。

Caplio R6の良品レンズユニットを入手する機会があったら、交換してみようと考えています。
今回は撮影不可のシルバー機を使ってレンズユニットの外し方を習得する目的で分解します。


↓取るネジは前カバーの2本と三脚ネジ穴部分の1本です。
ネジ3本を取る


↓右側面は4か所の丸い凸部にカバーの穴を引っかけてあるだけで、ネジは使っていません。
カバーの引っ掛け箇所


↓最初に前カバーを外します。次に後カバーの右下を持ち上げ、同時に端子カバーも外します。
後カバーを外す


↓後カバー右上はスピーカー部の両面テープで接着されているので引っぱると外れます。
両面テープ


↓端子カバーは3個のパーツで構成されています。フタ上下の突起を折らないように注意します。
端子カバー


↓液晶からの赤・黒リード線のハンダを外します。(赤色が+)
赤・黒リード線


↓基板は白色と黒色のコネクター2か所で結合してあり、持ち上げると外れます。
液晶フレキコネクター上部にある黒色スペーサーは両面テープで固定されていますので外します。
基板のフレキと液晶のフレキを抜きます。(フレキコネクターのロック板を90度起こしてから抜きます)
液晶は3か所の両面テープでシャーシと接着してあるので、マイナスドライバー等ではがします。
液晶のフレキ


↓基板とスペーサーと液晶が分離できました。残りのフレキ2か所がレンズに繋がっています。フレキコネクターのロック版をを90度起こしてからフレキを抜きます。
2か所のフレキ


↓カメラ前側から抜き取るようにするとレンズユニットが外れました。良品のレンズユニットが有って、この時点で交換すれば正常なカメラ1台が出来上がると思ってますが今回は残念です。
レンズユニットが外れた


↓組み立てる場合の注意点は、モード切替のスライドつまみを、上下逆さにした後カバーに置きます。逆さにしたままでカメラ本体を後カバーに、はめ込むように組むとスムーズです。(基板スライドスイッチとスライドつまみは静止画撮影モードの位置が外側で分かりやすいです。)
組み立て時の注意

参考:以前にCaplio R7を分解した事ありますが、Caplio R6とほとんど同じ構造でした。

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