Caplio R2 モード切替スイッチの接触不良を分解修理

 単3電池2本で動作するリコーのCaplio R2です。個性といえば、右グリップ部を横にスライドして電源を入れるのですが、レンズカバーが「バシャーン」と大きな衝撃音で開き、閉じる時も同じように大きな衝撃音の出るカメラです。

Caplio R2


↓久しぶりに使用してみたら、モード切替スイッチが接触不良のようです。下の写真のようにスライドしても動画モードや音声モードにならず静止画モードのままです。何度かスライドさせると正常に切り替わる時があります。
モード切替スイッチ接触不良


↓4本のネジを取ってリアカバーを開きました。上部はツメ2か所で止まっていました。フロントカバーのネジ2本も取ってみましたが開き方が難しそうなのでやめました。今回の接触不良修理はリアカバーを外すことで作業できます。
リアカバーを外す


↓シャッターボタン近くにモード切替スイッチが見えました。左の丸い部品は日付バックアップ用充電池です。
モード切替スイッチ


↓接点復活剤(HOZAN Z-295)をモード切替スイッチの隙間に少しだけシュッとスプレーしました。
接点復活剤(HOZAN Z-295)


リアカバー組み立て後にスイッチを何度かスライドさせてテストした結果は良好で正常に切り替えが出来ております。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

追記:2024年2月に使用してみたらダメでした。接触不良の症状が再発してます。分解方法は知っているので、再度修理を試みます。今度はモード切替スイッチに無水エタノールを浸み込ませて、前回使った接点復活剤を洗い落としました。

その後に接点復活剤ではなくKURE 5-56を少しスプレーしました。以前にKURE 5-56のオフィシャルWebページに接点復活作用もある・・と案内されていたのを覚えており、最近はKURE 5-56を使ってますが効果の結果比較は数年先ですね。

このブログの人気の投稿

SIMなしスマホをGoogleオフラインマップでカーナビとして使う

SONY ICF-B08を分解して内蔵充電池を外しました

コード・ケーブルの曲がり、ねじれを直す方法