古いiPad 2に旧バージョンのChromeアプリをインストール

 クリスマスイブの日に2011年発売の古いiPad 2(32GB)Wi-Fiモデルを20%OFFで購入しました。
キレイなジャンク品でバッテリーの持ちも悪くないです。ACアダプターとUSBケーブルは自宅に有るものを使います。

OSバージョンは9.3.5と古いのですが、Apple社からの提供は終了しておりアップデート出来ません。(最新は17.2.1)
OSが古いためApp Storeにあるほとんどのアプリが「互換性がありません」とインストールを拒否されます。

このiPadの使用目的は特に無いのですが、普通にブラウジング出来れば良いかなと思います。

標準のブラウザSafariでもインターネット閲覧できますが、Androidで慣れたChromeブラウザも使いたくなり「裏ワザ」を使って、拒否されずにインストール出来た内容の記事です。必要なものはパソコンと古いバージョン(12.6.**)のiTunesソフトとApple IDです。iPadもパソコンのiTunesソフトも同一のApple IDでサインインする必要があります。

価格



↓これが購入時のiPad 2初期画面です。App Storeを開いてChromeアプリを探し、普通にインストールしてみます。
初期画面



↓Chromeアプリは有りましたが、「購入できません このiPadと互換性がありません。」と拒否されました。
参考:ブラウザの中でも「Puffin」と「ドルフィン ブラウザ」は普通にインストールできました。
Chrome



↓ここで「裏ワザ」の出番です。パソコンからインターネット上を色々探してiTunesソフトの古いバージョン12.6.**を入手します。12.7.**以降はダメです。
僕はWindows11(23H2)パソコンにiTunes(12.6.5.3)をインストールしました。インストールオプションのデフォルトは3か所全部にチェックが入ってましたが2番目と3番目を外しました。
インストールオプション



↓インストールされたiTunesを開き、メニューに表示する項目にAppを加え、そしてiTunes Storeにサインインします。
iTunes



↓Chromeアプリを探して入手します。他に入手したいアプリ(LINEなど)があれば同じように探して入手します。
この作業によって自分のApple IDに、古いiTunesから入手(購入)した履歴が残ります。終了したらiTunes Storeからサインアウトしてパソコンの電源を切っても良いです。ケーブルでiPadと繋ぐ作業はありません。
アプリ入手



↓パソコン作業が終了し、次はiPad 2でApp Storeを開きます。画面下の「購入済み」をタップすると、パソコンのiTunesから入手(購入)した履歴が表示されるので目的のGoogle Chromeにある雲マーク↓をタップします。
購入済み



↓互換性のある旧バージョンをダウンロードしますか?と表示が出るので「ダウンロード」をタップします。
旧バージョン



↓iPad 2にダウンロード&インストールされた旧Chromeを開いてみると、こんな画面でした。希望があれば、他のアプリ(LINEなど)も同じ行程でダウンロード&インストール出来ると思います。
旧Chrome


Chromeのバージョンは2017年リリースの63.0.3239.73でした。(現時点の最新バージョンは120.0.6099.119)
ちょっと?かなり?古いバージョンChromeが2023年現時点でどれだけ活躍できるか試してみます。他のブラウザ「Opera Mini」「Edge」も同じ行程でiPad 2にインストール出来たので使ってみます。


古いiPhone 4S(OSバージョン9.3.6)でも同様にChromeアプリをインストールする事が出来ました。iPad 2と異なる点はApp Storeを開いても「購入済み」が無く、右下のアップデートをタップすると「購入済み」が表示されます。
以降の手順はiPad 2と同じでした。

iPhone 4S


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