NEC LS150/JのCMOS電池を交換してWindows11をインストール

 LaVie LS150/J(PC-LS150JS6W)を¥3080で入手しました。これまでのPC購入額で最安です。1週間の返金保証も付いているので驚き!見た目は非常にキレイで使用感をほとんど感じなく、カメラレンズに保護シールが付いたままでした。

ACアダプターと紙マニュアルが付属し、NEC出荷時のWindows8でリカバリされてました。

バッテリーが完全に消耗しており、ACアダプターでの使用に限られますが家の中で使うには問題ありません。

3080円


↓電源を入れてもWindowsが起動せず、黒い画面で止まったままです。画面下にWARNING!! RTC is brokenと表示されているのでバックアップ用CMOS電池も消耗していると思われます。「F2」キーでBIOS画面を出してからWindowsを起動させる手間が面倒です。こんな状態なので低価格で販売されていたのでしょう。
WARNING!! RTC is broken


↓底面カバーを外すとメモリーの右横にCMOS電池(CR2032)が見つかりました。取り外して電圧を測定すると完全消耗の0Vでした。ダイソーで購入した3個入り110円の電池に交換して解決です。

このPCは底面カバーを開けるだけでメモリー/HDD/CPU/ファンのメンテナンスが楽に出来る嬉しい構造です。
ファンのホコリが無いので、前ユーザーは余り使用せずに11年が経過しバッテリーだけが寿命になったと思います。

手持ちのパーツを使って、メモリー増設&SSD換装してからWindows11(23H2)をクリーンインストールすると、何もせずにライセンス認証されてました。リカバリする前はWindows10で使用していたと推定されます。
底面カバーを開く


↓デバイスマネージャーを見ると2つのデバイスが認識されてません。気にしなくてもPCは動作しますが、色々調べた結果「PCIシンプル通信コントローラー」はIntel Management Engine Interface、「PCIデバイス」はRealtek PCIE CardReader(SDカードスロット)と云う事が分かりました。

Realtek PCIE CardReader用ドライバーはインターネットで「V10.0.370.102」又は「V10.0.370.188」のワードで検索すると見つかります。両方のバージョンをテストしましたが、どちらも有効でした。
デバイスマネージャー


↓その後に分かったのですが、苦労してインターネットを調べなくてもWindows Updateのオプションで2つのデバイスドライバーが入手可能でした。(Windowsインストール後のUpdateが全て完了している事が前提になります。)
その手順を紹介します。
スタート→設定→Windows Update→詳細オプション→オプションの更新プログラム→ドライバー更新プログラム。
2つのデバイスにチェックを入れてUpdateを実行すれば解決です。な~んだ簡単だったね・・・今まで知らなかったわ。
オプションの更新プログラム


↓出来上がった安価でピカピカに美しいPCです。11年経過しても最新Windows11に生き返って働く事が出来ます。
完成したPC


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