サイバーショットDSC-WX220のセンサーゴミをクリーニング
このDSC-WX220のセンサーにゴミが付着するのは2度目です。1度目は風の強い場所で使用し、ゴミが3個くらい付着したのでカメラを分解しセンサー面をブロアでクリーニングしました。
今回のゴミは細かい糸くず状なのでレンズ外側から掃除機で吸引出来る可能性があります。
↓晴天の富士山をズーム望遠寄りで撮影して気が付きました。山の左側の青空に糸くず状の影があります。
(撮影データ:28.59mm/f5.6開放)
↓ズーム広角側ではほとんど目立ちませんが、ズーム望遠端で青空を写すと絞り開放でも目立つのが分かります。
(撮影データ:44.5mmテレ端/f5.9開放)
↓レンズを望遠端にしてバッテリーを外し、この様に掃除機ノズルを差し込んで吸引しましたがレンズ前面にあるシャッター羽根が破損しないようにテープ等で覆った方が安全だったかもしれません。とりあえず大丈夫でしたが・・・。
↓気分的に念を入れて、レンズ鏡胴を横方向からも吸引してみました。
↓テスト撮影してみるとズーム望遠端で糸くず状の影が消えました。ゴミが掃除機に吸引されたか?レンズ鏡胴のどこかに付着したか?判りませんが運良く解決しました。ダメな場合は分解クリーニングするつもりだったので良かったです。
(撮影データ:44.5mmテレ端/f5.9開放)
自分の経験上、点の様な丸いゴミはセンサー面をアルコール等でクリーニングした場合が多いですが、糸くず状ゴミはブロアだけで楽に取れた感覚があります。
カメラを分解せずに掃除機で吸引出来たのは今回を含め2例あり、最初は別のSONYカメラ(DSC-WX5)でした。
このDSC-WX220と同じ仕様の10倍ズームレンズを搭載している機種には、調べてみたところ以下の
DSC-WX100
DSC-WX170
DSC-WX200
が見つかりました。運が良ければセンサーに付着した軽いゴミをレンズ外側から掃除機で吸引出来るかも知れません。
コンパクトデジタルカメラはセンサー面にゴミは入りにくいのですが、運悪く入ってしまったゴミをクリーニングするにはセンサー面が見えるまで分解するという非常に厄介な作業が必要になります。メーカーのサポート期限や修理金額の面であきらめざるを得ないのが現状と思います。