DSC-U30モードスイッチの接触不良を分解修理

長期間使用せずに保管してあったサイバーショットDSC-U30を1年ぶり位に棚から出して撮影テストをしてみました。

基本的な撮影・保存・再生はOKでしたが、上面のモードスイッチ(静止画/動画/再生の切り替え)が接触不良で動画や再生モードになったり、ならなかったり不安定です。ちょっと面倒ですが分解して接触不良を修理したいと思います。
分解手順は基本的に旧機種のDSC-U10、DSC-U20と同じです。

DSC-U30



↓底面のネジ4本、電池/メモリースティックカバー内のネジ2本を取って、下方から開くと表・裏カバーが外れます。
カバー分解



↓表カバーに繋がっているフレキケーブルを抜くと、この様に本体と表・裏カバーを分離できます。
カバー分離



↓本体の裏面です。左上には圧電ブザー、液晶の右にはボタン電池(セイコーインスツルSII MS920S)が見えます。
本体裏面



↓本体の上面です。この静止画/動画/再生モードの切り替えスライドスイッチが接触悪いのです。
本体上面



↓本体の表面です。上面スイッチ部を外すには、POWERボタン下に見えるネジ1本を取ります。
本体表面



↓上面スイッチ部が外れました。さらにモードスイッチの付いている基板を外すためネジ2本を取ります。
上面外し



↓スイッチ部の基板です。6ピンのモード切り替えスライドスイッチが見えました。このスイッチにアルコール(無水エタノール)をかけて、数回スライド動作をして接点をクリーニングしました。アルコールが乾燥した後にKURE 5-56を浸み込ませました。(接点復活剤HOZAN Z-295も持ってますが、今回は使用しませんでした)
上面基板


元に組み立てる時のちょっとした注意点は表・裏カバーの取り付け順序で、裏カバーを付けてから表カバーを付けた方がスムーズでした。組み立て後にモードスイッチの接触確認をした結果は、問題なくモードが切り替わって良好です。

これからまた1年くらい経過して接触不良が再発する事もあり得ますが?・・・たぶん大丈夫でしょう。

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