SONYラジオICF-P20を分解修理
古い2000年発売の、単3電池2本を使用するポータブルFM/AMラジオです。発売当時はテレビのアナログ放送があった時代で、テレビの1~3チャンネル音声を聴く事が出来ました。縦型で、片手で掴みやすい反面、コケやすいです。
ロッドアンテナの曲がりは無し、選曲&音量ツマミのギザの減りも無く、FM/AM受信も正常にできました。音量ツマミを回すと「ガリガリ」音がする、いわゆる昔の人曰く「ガリオーム」なので、分解して修理を試みる事にします。
最近になってのカメラのタクトスイッチとスライドスイッチの修理経験上、Z-295よりKURE5-56の方が効果&耐久性が有る・・という感じを持ってます。
↓可変抵抗器の白いプレートを外しKURE5-56をスプレーして、ツマミをクルクル回すと「ガリオーム」は直りました。
しかし、ツマミの回転角に合わせて音量がスムーズに可変せず、急激に「微小」→「中」の大きな音に変わります。
静かな場所でラジオを聴く時はちょっとビックリする事があります。
しかし、ツマミの回転角に合わせて音量がスムーズに可変せず、急激に「微小」→「中」の大きな音に変わります。
静かな場所でラジオを聴く時はちょっとビックリする事があります。
元の抵抗値「1KΩ(102)」を「4.7KΩ(472)」と「10KΩ(103)」に交換してみました。「4.7KΩ」ではほとんど変化が無く「10KΩ」で良い効果を得ました。