ずいぶん前に職場で頂いたと思われる?古いAMラジオで、シンプルなデザインが気に入って長い間保管していました。
単3エネループを入れて動作確認したところ特に不具合箇所は無く正常に受信できました。赤いストラップは自分で交換した物です。今回は何となく気が向いたので点検と分解清掃をしようと思います。
↓MADE IN JAPANの文字があり、予想外に日本製でした。分解する手順は最初に裏キャビネットのネジ1本を取ります。
↓表と裏キャビネットは写真赤色枠のツメ4か所で嚙み合わせてあり、下のツメを外してから裏キャビネットをめくり上げる様に起こすと、上3か所のツメが外れます。(掲載の写真はホコリ清掃後なのでキレイです。)
↓ICはSONY製CX-845、電解コンデンサはRubycon、バリコン/IFT(T1)/コイル(L2,L3)はMITSUMIの文字がありました。この時代の製品に使われている部品は、ほぼ日本製と考えて良さそうです。大き目のスピーカーサイズは外径をノギスで測ると66mmで、KOREAの文字があり韓国製でした。
ボリュームに「ガリ」はありませんが接点復活剤を塗布しようと分解するためツマミのプラスネジを回したけれど、非常に固くて絶対!?に回りませんでした。+ネジ穴が「なめた」ので、しょうがなく諦めました。
↓基板はツメ1か所を外して起こすと裏側のパターン面が見えます。チューニングツマミの直径が大きく、微妙な選局が比較的楽に行えます。
スピーカーを固定するボンド&両面テープ類は使って無く、上部を押さえているスプリングバーを取るだけで、簡単に外れました。表面メッシュグリルから入ったホコリを歯ブラシでクリーニングしました。
点検と清掃が出来ました。電池フタ両端にあるロック用溝が1mm位しか無く不安感ありますが、そのまま使います。
単3エネループを入れ、窓際でNHKラジオ第一を聴くとイイ感じです。