NECノートPCをUSBメモリーからブートさせる手順

パソコンにWindowsをインストールする場合、USBインストールメディアからPCを起動(ブート)させるためのBIOS操作方法です。実際にNECのノートPC(2台)にWindows11をクリーンインストールした時の手順を書きました。

この記事掲載のノートPCはビジネス向けVersaProのVK19EX-H(PC-VK19EXZCH)というモデルです。もう1台のノートPCは、一般向けLaVieのLS150/J(PC-LS150JS6W)です。

BIOSの操作方法は2機種ともほぼ同じでした。LS150/Jの方は世代が新しく、レガシーBIOSよりも新しいUEFIでした。 

USBメモリー



↓USBメモリー(ELECOM MF-HSU2)を挿した後にPCを起動し、NECロゴの表示されているタイミングに「F2」キーを連打します。(機種によってNECロゴが表示されない場合は、再起動させる必要があるかも知れません。)
NECロゴ



↓BIOS画面になりました。メインタブの中にある言語は英語がデフォルトでしたので「f5」又は「F6」キーで日本語に変更して分かりやすくしました。次は「→」キーを押して起動タブに移動します。
メイン



↓起動タブの起動モード:ではレガシーBIOSかUEFIかを確認できます。この機種はLegacyと表示されましたが、新しい機種LS150/Jの方はUEFIと表示されていました。ここでのキー操作は何も必要なく、確認するだけです。
起動



↓次に終了タブに移動し、「↓」キーでBoot Overrideを選択して「Enter」キーを押します。Boot Overrideを実行しますか?の小画面が出るので「はい」を選択し「Enter」。
終了



↓Boot Manager画面になりました。「↓」キーでUSBメモリー(ELECOM MF-HSU2)を選択して「Enter」。
注意!これで起動しない時がありました。他のUSB端子に挿してある機器を外したらOKでした。
ブートマネージャー



↓1分くらい待つとWindowsセットアップ画面が表示されました。ここからWindows11のインストール作業開始です。古いPCは、Windows11インストール可能なシステム要件を満たしてないので、途中まで進むとインストールが拒否されてしまいます。この記事ではインストール拒否の回避方法は書きませんが、別途にネットで調べると見つかります。
Windowsセットアップ画面

Windowsセットアップを中止するには、この画面右上の「×」で閉じます。

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