東芝dynabookマウスM-R0047-O動かず分解修理

時々ですが、Bluetoothマウスが全く動作しなくなります。パソコンとマウスを適当に操作していると直るので、いままで特に困る事はなく普通に使っていました。


動かない症状が発生した時に意識的に症状を確認しながら、マウスの電源スイッチをOFF→ONすると回復する様です。
パソコンBluetooth側とマウス側のどちらが原因なのか分かりませんが、まずマウスを分解して電源スイッチの接触を改善させてみる事にしました。


この製品をネットで調べてみたら、ロジクールのM557と同型でOEM関係にあるマウスです。単3電池2本を使う仕様ですが並列接続のため1本だけでも動作します。

マウスと電池




↓底面のシール2か所とネジ4本を取ります。ハメコミだけの作りでは無く、ちゃんとネジが有り好感が持てます。

ネジ4本




↓固く嚙み合っているツメは無い構造で、楽に分解できました。電池+-側に繋がっているコネクターを抜きます。
底キャビネットから基板を分離するには、基板上部1か所のツメを外し下部の2か所を外します。

分解




↓基板の表面です。左下にLogitechの文字が見えます。スクロールホイールは乗っているだけでした。

基板表




↓基板の裏面です。今回修理するターゲットの電源スイッチが見えました。

基板裏




↓スクロールホイールにはスリットが有り、光学式エンコーダーなので良いです。いままでの経験上ですが、一般的なマウスはロータリー接点式エンコーダーが多く使われており、接触不良が起きる度にエンコーダーを分解修理してました。

ホイール




↓電源スイッチ(SW9)にKURE 5-56を浸み込ませました。接点復活剤(HOZAN Z-295)も在りますが使いませんでした。

電源スイッチ


このまま数か月、様子みましょう。パソコン側のBluetooth機能が正常であれば、これで直った確率90パーセントかな。


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追記 2024/08/03 残念ながら症状が再発しました。以前と同じで電源スイッチをOFF→ONすると回復して動作する様になったのですが、本当の原因は解らないままです。

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