ANABASラジオMG-100の分解と取扱説明書

防災ラジオに分類されると思いますが、色と形が業務用製品っぽいのに惹かれ、キレイだし330円で買いました。
後で調べてみると少ないインターネット情報の中から1999年頃発売らしい事が分かりました。25年も経過しています。
https://kikuradio.com/radiotopic/post-1822/
手回し発電機の電力をニカド電池に充電して黄色LEDライトとラジオを使用するだけのシンプル機能です。
25年が経過してもニカド電池がまだ元気で、発電ハンドルを150回まわすと1時間15分ラジオを聴くことが可能でした。
カタログ通りの電池性能を保っているのに感心しました。詳しくありませんが、ニカド電池は高寿命なのでしょうか?

内部構造全般と未だ見たことの無い単3型ニカド電池に興味があるので分解してみます。

製品


↓背面のネジ4本を取ると分解できるのですが、ネジ穴に硬いスポンジが詰められてます。押し込むと潜り込んでしまい、取れなくなりました。爪楊枝の柄にゼリー状瞬間接着剤を付けて一晩放置し、翌日に引っ張り上げたら抜けました。
ネジ穴


↓4本のネジを取ると前面/背面が分離できました。背面にはFM用ロッドアンテナ、黄色LED電球、発電機、ニカド電池が付いてます。
分解


↓前面のラジオ基板です。ボディが大きい割にスピーカーが小さいです。
ラジオ基板


↓これが見たかった単3型ニカド電池で、JIALEE 2GNY0.8-AA 2.4V 800mAhと表記されてました。
ニカド電池


↓黄色LED電球です。ねじ込みタイプは初めて見ました。
LED電球


↓発電機も分解してみました。
発電機



↓取扱説明書が付属していたので全ページをスキャンして載せました。
取扱説明書1


取扱説明書2


取扱説明書3


取扱説明書4


取扱説明書5


取扱説明書6


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