PanasonicカメラC-225EFを分解修理
ジャンク箱から救って、動作確認したら裏蓋を開ける時に固いのですが、基本的な撮影機構は正常なので買いました。
自宅で単3電池2本を入れてフラッシュのテストをしたら、光りません。・・・分解して調べる事にしました。
↓上面カバーは巻き戻しクランク部3本、ストラップ根元1本のネジを取って外します。巻き戻し軸と裏ブタロック機構のコイルスプリングが脱落します。
↓平行2枚のリーフスイッチはフラッシュ発光のスイッチです。シャッター扉が上方向に跳ね上がった時に下から瞬間的に押されて(弾かれる感じ)ONする仕組みです。リーフスイッチの間に黒いスポンジがあり経年変化で硬化してON出来なかった?・・・と想定してスポンジを除去しました。目にも見えない一瞬の動きなので正確な判断は無理でした。
カメラを組み立て、動作確認した結果はフラッシュが光りました。はっきりした因果は分かりませんが、電気系接点は全て、KURE 5-56を塗布しレンズクリーニングペーパーで拭きました。
修理作業の全般について、プラスチック部品のこすれ合う箇所にはグリース(乳白色サンコールグリース)を僅かに塗布すると動作がスムーズになりました。