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古いカメラのレビューCaplio R6

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リコーから2007年にCaplio R5の後継として発売されたCaplio R6は、基本機能は引き継いで、より薄型になりました。 ズームレンズも薄くなって望遠側のF値が4.8から5.2へと少し暗くなりました。 ブラック・レッド・シルバーの3台を購入しましたが、3台ともレンズ不良でした。今はブラック1台だけ持ってます。 ブラックのレンズ不良症状は、電源ONでレンズが出た後すぐに収納され、再度レンズが自動で出ますがピンボケです。 その状態のまま、ズームを一旦望遠側にしてからワイド側に戻すと、以降はボケず正常に撮影できます。 ↓背面です。親指の当たる所は15個の突起ラバーがあって絶対に?滑らないのが良いです。液晶画面は屋外の直射日光下でも見えて実用的に問題ありません。 ↓上面です。ズーム望遠端にしてみると3段鏡胴レンズがここまで伸びます。 POWERボタンが小さくて押しにくいです。シャッターボタンの半押し/全押しのクリック感は良いです。 ↓底面です。バッテリーサイズはCaplio R5(DB-60)よりも薄くなりましたが、容量は1150mAhから1000mAhに減少しました。撮影可能枚数も380枚から310枚へと少なくなりました。 ↓実写した700万画素オリジナル写真を載せました。(WIDE端 F3.3 1/800秒 ISO100) 写真を左クリックし別ウィンドウが開いたら次に右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択し、ダウンロードした写真を見て下さい。(Windows11 Edgeの例) Caplio R5と比較してみると、画像周辺の解像度が悪くなってます。レンズを薄くした分、しわ寄せがある様です。

古いカメラのレビューCaplio R5

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リコーから2006年に発売された700万画素・28~200mm光学7.1倍ズームレンズ搭載のデジタルカメラです。 有効画素数は724万画素ですが、CCDシフト方式手ブレ補正のため、保存される画像は700万画素相当になります。 フラッシュ窓が前面ボディより最大3mm出っ張っており、ちょうど指がかかってホールド性に役立っています。 ↓レンズ右下の内面に小さなカビがありますが拡大せずに何年もこのままです。撮影画像に影響ないレベルなので気にしません。左の黒点は、前玉表面キズ(凹)の影が照明によってレンズコーティング面に映った物だと思います。 ↓背面ズームキーは強く上下しないと反応しませんでした。ストローク不足のため分解して修理した事があります。 液晶は一般的なカメラの場合に、下側から見た時にコントラストが強く(暗く)なりますが、このCaplio R5だけは不思議と上下逆なので、意図的な設計と思われます。屋外の日光下では見難いのは当然ですが、実用的に問題ないです。 ↓上面のPOWERボタンも小さいうえに深く押さなければON/OFFできず、分解してスイッチに小さなテープを貼り、普通に押して反応するように調整しました。シャッターボタンは「グニュ」感ありますが撮影中には気になりません。 ↓AV-OUT/USB端子はむき出しのままです。メディアはSDカード、バッテリーDB-60の持ちは良いです。 ↓今回、バッテリーのロック用ツメが折れてしまいました。実用上問題は無いので、このまま使います。 ↓実写した700万画素オリジナル写真を載せました。(WIDE端 F3.3 1/800秒 ISO100) 写真を左クリックし別ウィンドウが開いたら次に右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択し、ダウンロードした写真を見て下さい。(Windows11 Edgeの例)

古いカメラのレビューSONY DSC-T10

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SONYから2006年に発売された720万画素のデジタルカメラです。この機種は5台購入して、今は2台持ってます。 レンズカバーが上下にスライドする音「♪カチン」と、指に伝わる金属感が心地良いカメラです。 プリズム内臓の90°折り曲げズームレンズは、望遠側でも画質低下を感じなく、1cmマクロも可能でいいレンズです。 ↓背面の操作ボタンは使いやすいですが、シャッターボタンは反応するまでの空白ストロークが大きめで使い難いです。 液晶は「クリアフォト液晶プラス」といい屋外では日光を利用して見やすくするハイブリット液晶なので、直射日光下の撮影でもまあまあ楽にフレーミングできます。 ↓記録メディアはメモリースティックDuoです。バッテリーはTタイプNP-FT1で、カメラに入れて放置するだけでインフォリチウム機能のためか?消耗が早いと感じます。撮影可能枚数も多くはありません。 ↓実写した720万画素オリジナル写真を載せました。(オート WIDE端 F5.6 1/500秒 ISO125) 写真を左クリックし別ウィンドウが開いたら次に右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択し、ダウンロードした写真を見て下さい。(Windows11 Edgeの例) この機種DSC-T10は故障が多かったです。5台中3~4台を分解修理し、ブログ記事も書きました。 故障①:レンズ内の手ブレ補正部から振動と音「ブーン」が発生し、撮影すると極端にブレた写真になる。 https://nukutamaru.blogspot.com/2022/03/sony-dsc-t10.html 故障②:背面にある再生/静止画/動画のモード切替スイッチに接触不良が起きる。 故障③:シャッターボタンの半押し時に接触不良が起き、フォーカスロックが不安定になる。 https://nukutamaru.blogspot.com/2023/05/dsc-t10.html

古いカメラのレビューCAMEDIA X-550

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オリンパスから2005年に発売された400万画素のデジタルカメラです。機種名がX-550なので500万画素と思い込んでしまうかも?。インターネットの中古市場を見ると、故障品は見かけなく、丈夫そうな機種なので安心してます。 フラッシュ下の丸いシールは画像処理エンジン「TruePic TURBO(トゥルーピックターボ)」のマークでした。 簡単操作No.1シールの通り、わかりやすく使いやすいカメラです。 ↓背面の操作系もわかりやすいですが、難点もあります。右手親指がモードダイヤルの上にちょうど乗ってしまい、意図せずにダイヤルが回るので注意が必要です。右手中指の当たるカメラ前面の形状は良く、安定したグリップ感です。 ↓上面もわかりやすく電源とシャッターだけです。シャッターボタンの半押し/全押しのクリック感は、指にはっきり伝わり快適にシャッターを切ることができます。 ↓保存メディアはxD-ピクチャーカードです。カードスロット部の赤い操作レバーはカードを正しく差し込んだ事を確認するために有ると考えられますが、手間が増えてカードの出し入れが面倒です。 電源は単3アルカリ電池/ニッケル水素電池です。このPanasonic充電式EVOLTA(1950mAh)の1回充電だけで、のんびり19日間かけズーム/フラッシュ/再生などを普通に操作して1384枚も撮影できた事があります。 ↓液晶画面は正面から見ると正常ですが、上下左右の斜めから見ると中央と四隅に明暗差があります。これは、古い別メーカー製デジタルカメラの例から考察すると、中央部からの劣化が始まっていると判断しますが、逆かも知れません。 撮影時に屋外の太陽光の下で見えにくいのは当然ですが、手や体で光を遮れば実用的に問題なく見えます。 ↓実写した400万画素オリジナル写真を載せました。(AUTOモード WIDE端 F2.8 1/640秒 ISO50) 写真を左クリックし別ウィンドウが開いたら次に右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択し、ダウンロードした写真を見て下さい。(Windows11 Edgeの例) このカメラの画質はシャープネスが強いと感じるので「ポートレート」モードで撮影すると少し軟らかく写ります。

100均 ダイソーの懐中電灯を分解修理

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購入してから時々使って3~4か月ほど経ちました。商品ナンバーはNo.31045、JANコードは4972822310451です。 スイッチをONにしても点灯せず、スイッチを少し戻すと点灯したり、消えたり、暗くなったり不安定です。 スイッチの接触不良なので分解修理します。 ↓ライトヘッドは強く押し込んでいるだけの構造です。回しても外れませんので、「バカちから」で引き抜きました。 ↓LEDライトの基板に部品が見えました。抵抗とトランジスタではなく、インダクターとLEDドライブICです。 ↓電源スイッチ部2か所に見える赤色のツメをマイナスドライバーで押して外します。 ↓赤色のカバーが外れて、スイッチ本体が見えました。TSM?の文字があり、裏側には10.5の文字がありました。 ↓単純なスライドスイッチです。接点にKURE 5-56を浸み込ませました。(接点復活剤はありますが使いませんでした) ↓ついでに、全体を分解してみました。すべてがハメ込み構造になっており、ネジはありません。 元通りに組み立てて修理完了しました。スイッチの接触不良は直った様ですが、耐久性がどうか?期待します。

古いカメラのレビューFinePix A330

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FUJIFILM製のFinePix A330は2004年に発売された320万画素デジタルカメラです。中古&ジャンク市場ではあまり見かけないので販売台数が少なかったと思われます。 前面のレンズカバーを最も左の2段目までスライドすると電源ONになり3倍ズームレンズが繰り出します。レンズカバーのスライドは「カチッ」と音のする所が3か所あります。プラスチックにありがちなギシギシ感はなく、現在もスムーズな滑りと金属的なストップ音が心地よいです。 レンズカバーを閉める時に、一気にスライドするとカバーとレンズ鏡胴が当たって、レンズにダメージを与えるのでスライド中間ストップ点で一旦止めて、レンズが沈胴した後にカバーを全部閉めるようにしなければなりません。 この3か所のストップ点が使いにくく、繰り出しレンズと手動のレンズカバーを採用した基本的な欠点です。 ↓背面の操作ボタンは異常なく動作してます。液晶画面は屋外の直射日光下ではほとんど見えませんが、自分の体で日光を遮ると何とかフレーミングできる程度に見えます。そんな場合は光学ファインダーを覗けば良いのです。 ↓上面です。シャッターボタンの半押し/全押しは、区別のはっきりした感触が指に伝わって良いです。 ↓底面2本のネジはY字型で、外装全部で5本使われてます。カメラを分解するにはY字型ドライバーが必要になります。 電池/xD-ピクチャーカードのカバー開閉はしっかり感があって、壊れそうにない丈夫な構造だと思います。 ↓やや厚みのあるボディですが、撮影時の親指と中指でのグリップ間隔は実測37mmで、ちょうどいい持ちやすさです。 撮影と画像保存にはxD-ピクチャーカードと単3電池が必要です。単3ニッケル水素電池を使用した場合の撮影可能枚数は取扱説明書によると液晶モニターON状態で330枚です。 ↓実写した320万画素オリジナル写真を載せました。(電車内 WIDE端 F2.8 ISO100)  写真を左クリックし別ウィンドウが開いたら次に右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択し、ダウンロードした写真を見て下さい。(Windows11 Edgeの例)

古いカメラのレビューIXY DIGITAL L2 (PC1108)

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CanonはIXY DIGITAL LシリーズとしてL~L4まで4機種発売しました。L2は2004年発売の500万画素/39mm単焦点レンズのデジタルカメラです。SONYも同じようなデザインのDSC-L1を2004年に発売し、競い合っていた時代でした。 どちらも女性ユーザーを意識したファッショナブルカメラで20年以上経った今でも、上品なおしゃれ感があります。 ボディ前面塗装とレンズ外周には円状ヘアライン処理が施されており光を当てると放射状に反射して輝きます。 この小さなカメラは、持つ所の形状が良く「指でつまむ」と表現できます。ストラップ穴用のCanonロゴ入り金具が自然に人差し指と中指の間に入って、しっかり安心できるホールド感が一番の良い所と思います。 ↓背面右下のUSB端子にはゴムカバーが付いてましたが劣化のため除去しました。液晶右となりの丸いボタン2個は上がMENU、下がSETと表示ありますが、反射するためほとんど見えないので困ります。 液晶画面は直射日光下では見難いですが、自分の体や手で光を遮れば実用的に問題ありません。 ↓上面の電源ボタンとシャッターボタンの操作感は良く、レスポンスも悪くありません。電源を入れて、レンズが繰り出し、ピントが合ってシャッターが切れるまで最短3~4秒程度です。 ↓底面の三脚穴は中央に位置しており普通で使いやすいと思います。足になる凸突起は8か所あり、三脚穴付近の4か所がやや高くて僅かにグラつきますが、コケる事はありません。 ↓充電器にバッテリーを取り付けました。 ↓充電器CB-2LUの裏面シールです。 ↓バッテリーNB-3Lは、別のCanonカメラでも中古&ジャンクバッテリーを数本使う機会がありましたが、劣化している物が多い印象があります。この2本は、まあまあ良い方です。 カメラ&バッテリー双方ともに端子の接触不良が起きやすいので、何度も出し入れを繰り返したり、端子をクリーニングしたりの手間がかかります。このカメラを使う際に一番気を使う点です。 ↓レンズの解放F値は2.8(左)ですが、明るい被写体の時にF5.6(右)になります。絞り羽根ではなく、穴径の異なるパーツを動かす方式と思われます。明るい所と暗い所にカメラの向きを移動した時に、明暗コントロールのタイムラグが大きく、少し待たされる感があります。 ↓実写した500万画素オリジナ...

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主に、古いカメラやパソコンの故障原因特定と分解修理に役立つ情報を実際の写真を添えて記事にしてます。 投稿してもほとんどクリックされなく価値のない記事は削除して、100件前後で運用していくつもりです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古いカメラのレビューCaplio R6 (2025/01/10) https://nukutamaru.blogspot.com/2025/01/caplio-r6.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古いカメラのレビューCaplio R5 (2025/01/09) https://nukutamaru.blogspot.com/2025/01/caplio-r5.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古いカメラのレビューSONY DSC-T10 (2025/01/08) https://nukutamaru.blogspot.com/2025/01/sony-dsc-t10.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古いカメラのレビューCAMEDIA X-550 (2025/01/07) https://nukutamaru.blogspot.com/2025/01/camedia-x-550.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 100均 ダイソーの懐中電灯を分解修理 (2025/01/06) https://nukutamaru.blogspot.com/2025/01/100.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古いカメラのレビューFinePix A330 (2025/01/05) https://nukutamaru.blogspot.com/2025/01/finepix-a330.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古いカメラのレビューIXY DIGITAL L2 (PC1108) (2025/01/05) https://nukutamaru.blogs...