Kenko 10×25双眼鏡のレンズとプリズムを分解クリーニング
ハードオフのジャンク箱に埋もれていたKenko 10×25 MC双眼鏡を救出しました。価格は税込330円です。外観はキレイですが、レンズにクモリとカビが2か所見えるのでこの様な低価格なのでしょう。発売されていた年月は不明です。
外観スタイルから逆ポロプリズム式の双眼鏡で、倍率は10倍あり対物レンズ口径は25mmと悪くないスペックです。
分解してレンズとプリズムに発生したカビ&クモリをクリーニングします。
↓対物レンズ側にあるネジ2本を取ります。ケースを組み合わせてある隙間にプラスチックのヘラ等を差し込んで少しづつ開きながら前側にスライドするとグレーのカバーが外れます。
↓接眼レンズのゴムカバーは引っ張ってめくるだけで外すことができます。
↓ネジ2本を取って接眼レンズ側のロックリングを外します。必要があれば、ここで左目の接眼レンズを回転させてフォーカス調整することが可能になります。
↓さらにネジ2本を取って接眼レンズと一体になったカバーを外すと、接眼レンズの内面をクリーニングできます。
↓前後の外装カバーを外しました。対物レンズの鏡胴にはグリースというより水飴のようなネバネバした透明の物質が付いてます。この物質の作用でフォーカスリングを回した時のねっとり感があるのです。指に付着すると石鹸で洗い流せますが、面倒なので触れないように気を付けることにします。ボディの太い箇所にはプリズムが2個入ってます。
↓一つ目のプリズム頂点には黒いプラスチックカバーが乗ってました。ネジ1本を取って板バネを外すだけで3角形のプリズムが「ポロッ」と抜けてきます。外す前に位置や方向をマーキングしておいた方が無難です。又はプリズムを固定しているパテ(グレーのボンド)の跡が残っていれば、組み立て時に跡を合わせる様にします。
↓二つ目のプリズムも板バネを外して取ります。(プリズムを固定しているパテが見えます)
↓対物レンズを外します。リング外周の凹部2か所に目立てヤスリ(又は金属板など)を立てて反時計方向に回したらリングが緩みます。そのままグルグル回しリングが外れたら、上下逆さまにするとレンズが抜け落ちてきました。
↓対物レンズは側面の外周に線が入っているので2枚重ね構造と思いますが判りません。リングはプラスチック製です。
レンズとプリズムをクリーニングした時に無水エタノールが有ったので使いましたが、何も無くても息を「ハー」とかけてクリーニングペーパーやクロスを用いて念入りに拭き取るとカビ・クモリはキレイに落ちます。
外観スタイルから逆ポロプリズム式の双眼鏡で、倍率は10倍あり対物レンズ口径は25mmと悪くないスペックです。
分解してレンズとプリズムに発生したカビ&クモリをクリーニングします。
↓対物レンズ側にあるネジ2本を取ります。ケースを組み合わせてある隙間にプラスチックのヘラ等を差し込んで少しづつ開きながら前側にスライドするとグレーのカバーが外れます。
↓接眼レンズのゴムカバーは引っ張ってめくるだけで外すことができます。
↓ネジ2本を取って接眼レンズ側のロックリングを外します。必要があれば、ここで左目の接眼レンズを回転させてフォーカス調整することが可能になります。
↓さらにネジ2本を取って接眼レンズと一体になったカバーを外すと、接眼レンズの内面をクリーニングできます。
↓前後の外装カバーを外しました。対物レンズの鏡胴にはグリースというより水飴のようなネバネバした透明の物質が付いてます。この物質の作用でフォーカスリングを回した時のねっとり感があるのです。指に付着すると石鹸で洗い流せますが、面倒なので触れないように気を付けることにします。ボディの太い箇所にはプリズムが2個入ってます。
↓一つ目のプリズム頂点には黒いプラスチックカバーが乗ってました。ネジ1本を取って板バネを外すだけで3角形のプリズムが「ポロッ」と抜けてきます。外す前に位置や方向をマーキングしておいた方が無難です。又はプリズムを固定しているパテ(グレーのボンド)の跡が残っていれば、組み立て時に跡を合わせる様にします。
↓二つ目のプリズムも板バネを外して取ります。(プリズムを固定しているパテが見えます)
↓対物レンズを外します。リング外周の凹部2か所に目立てヤスリ(又は金属板など)を立てて反時計方向に回したらリングが緩みます。そのままグルグル回しリングが外れたら、上下逆さまにするとレンズが抜け落ちてきました。
↓対物レンズは側面の外周に線が入っているので2枚重ね構造と思いますが判りません。リングはプラスチック製です。
対物レンズを外さなくてもプリズムを外した穴から綿棒やピンセットに付けたクリーニングペーパー等で内面をクリーニングすることが可能ですが、外した方がキレイに仕上がります。
レンズとプリズムをクリーニングした時に無水エタノールが有ったので使いましたが、何も無くても息を「ハー」とかけてクリーニングペーパーやクロスを用いて念入りに拭き取るとカビ・クモリはキレイに落ちます。