AIWAラジオFR-C90を分解しました

1999年にAIWAから発売された手回し発電機能付きAM/FM/TV音声ラジオです。動作確認すると正常に受信できました。
発電した電気はニッカド電池に充電されますが、ハンドルを100回まわしても電池劣化のためラジオを聴ける時間は僅か3分くらいです。単3電池2本でも動作するのでAM/FMラジオとしてはちゃんと実用になります。

ラジオ正面



↓上面です。スイッチ類の操作が分かりやすくとても良いです。
ラジオ上面



↓左上の丸いライトカバーを反時計方向に回して外し、赤色枠のネジを6本取るとラジオが前後に分解できます。
ラジオ背面



↓青色枠がニッカド電池です。押さえている緑色の基板を外し、緑色枠のコネクターを抜くと外すことが出来ます。
ラジオ基板を外すには赤色枠のネジ2本を取ります。
ラジオ分解



↓ニッカド電池(2.4V 300mAh)です。MUST BE RECYCLED OR DISPOSED OF PROPERLY を訳してみると「リサイクルするか又は正しく処分しなければなりません」との事です。
ニッカド電池



↓ネジ2本を取って基板を外しました。基板中央にSONY製のIC(CXA1619BS)が付いてました。スピーカーは直径50mm/8Ω/0.4Wで防滴仕様のためコーン表面はコーティングされてます。
基板表



↓ダイナモ(発電機)を外しました。シルバーの大きなEワッシャーを取ると回転ハンドルを外すことが出来ます。
ダイナモ


ニッカド電池の劣化以外に不具合か所は無いので、元通りに組み立てて単3電池2本を入れてラジオを聞いてます。

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