リコーCaplio R2のレンズとCCDの分解

このリコー製デジカメCaplio R2は各機能は正常に動作しますが、撮影画像が「真っ暗」という故障があります。レンズの絞りが開かない事が想定されるので分解してみます。


↓赤枠印のネジ4本を取り背面カバーを外します。右上のストラップ取り付け金具のネジだけが少し長いです。
ネジ位置



↓上部からゆっくり開きました。3か所のフレキコネクター付近は透明粘着テープで覆われています。
分解



↓透明粘着テープを剥がしてから黒/赤の線(液晶のバックライト線)のハンダ付けを外します。液晶から出ているフレキコネクターの白いロック部分を90°起こしてからフレキケーブルを抜きます。これで背面カバーが分離できました。
レンズから出ている2つのフレキはコネクターの黒いロック部分を90°起こしてからフレキケーブルを抜きます。
(この段階でCCD基板だけを外すことも可能で、レンズの黒いネジ2本を取ればCCD基板が外れます。)
後カバー分離



↓レンズをカメラから外すには、底キャビネットの突起が当たるので突起部分にドライバーを差し込んで少し曲げで回避しました。レンズユニットは真っ直ぐ持ち上げると外れてきます。
レンズ分離



↓分離したレンズユニットです。右上がズームモーターで指でクルクル回すとレンズ鏡胴が伸びてきます。左下はフォーカスモーターです。目的の絞りモーターは鏡胴の内部に付いている様で外部からは確認できません。
レンズ前面



↓レンズ背面のCCD基板を外しました。絞り羽根らしき物は見えるのですが絞りモーターと機構はどうなっているのか分かりませんでした。残念ですが、これで一旦諦めました。
CCD基板

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