デジカメJOY500FESWHを分解してピントを調整

ジョワイユから2018年に発売され、取説の商品名は21 MEGA PIXELS CMOS CAMERA、型番はJOY500FESWHです。
ボディ全体は白いプラスチック製で前面に厚さ0.5mmくらいのヘアライン加工されたアルミ板が貼り付けられています。

固定フォーカスのカメラですが、購入後に実写テストしてみた結果は、仕様書の撮影距離「1.5m~無限遠」とは違っており、いわゆる「前ピン」になります。800万画素で撮影した写真を等倍で見ると50cmくらいからピントが良く70cmが最良です。それ以遠のピントは甘くボケ気味なので風景を撮影するには不都合です。
200万画素や300万画素に設定変更して撮影すると、ピントの甘さが目立たないので許容範囲かな?という気もします。

カメラ正面



↓実写した800万画素の原画を2枚載せましたが、等倍で見るとピントの甘さが分かります。
「野球場」F2.4 1/640秒 ISO24(全体にボケ気味です)
調整前野球場


↓「バス停」F2.4 1/1000秒 ISO24(降車専用標識は70cmの距離でピントが合ってますが以遠のピントは甘いです)
調整前バス停



↓分解してみました。4本のネジを取って、ツメ5か所(折らないように注意)を外すと前カバーが分解できました。
分解



↓レンズ部はネジになっており、元の位置をマーキングしてから時計方向に僅か10°くらい回した所で丁度いいピントになりました。およそ1mくらいから遠景まで無難な写りに改善されました。
レンズ部



↓ピント調整後に実写した800万画素の原画を1枚載せました。
「野球場」F2.4 1/640秒 ISO24
調整後野球場


以前と比較すると中・遠景にちゃんとピントが合ってシャキッと写ります。これで気持ち良く撮影することができます。

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