Canon IXY DIGITAL L4 レンズエラーのため分解
IXY DIGITAL L4 トワイライトセピア色のジャンクカメラ2台を購入しましたが2台とも同じレンズエラーの故障でした。
このレンズはIXY DIGITAL L3と同じ仕様で、L3も同じレンズエラーが発生します。
（L3の別名はPC1144、L4の別名はPC1205です。）
L3は電源ONすると、液晶に「E18」と表示されるようです。L4は液晶に「レンズエラーを検知しました」と表示されました。
電源をOFFにしてもレンズが出たまま、収納されない症状になります。レンズ部を指ではじきながら電源OFFすると、レンズが収納される場合が多いです。
電源ONする時もレンズ部を指ではじくとエラーは発生せずに起動する事がありますが、ピントが合いません。数センチ程度のピントが合う距離を探してシャッターを押すと、きれいなマクロ写真が撮影できました。
数日かけて2台ともレンズを分解しました。結果として2台ともフォーカスモーターのギア割れが見つかりましたので、これをレンズエラーの原因と判断しました。
↓これが2段鏡胴レンズの先端（前玉鏡胴）です。シルバーのフォーカスモーターがあります。
↓モーターを外すと白いプラスチックギアが残ったままでした。（本来はモーター軸に付いている）
↓ギアをモーター軸に差し込んでも「割れ」（凹部の黒いスジ）があるので、スカスカと空回り状態でした。
結局2台とも修理をあきらめ、小型家電リサイクルBOXに投入し廃棄しました。
この小さなレンズユニットの分解と組み立ては非常に難しい作業でした。
別のカメラCanon IXY DIGITAL 110 ISの場合はプラスチックギア割れの修理が可能でした。参考にどうぞ。
別のカメラCanon IXY DIGITAL 110 ISの場合はプラスチックギア割れの修理が可能でした。参考にどうぞ。
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↓以下に分解した時の写真を載せました。何かの参考にしてください。
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