古いカメラのレビューSONY DSC-T10

SONYから2006年に発売された720万画素のデジタルカメラです。この機種は5台購入して、今は2台持ってます。
レンズカバーが上下にスライドする音「♪カチン」と、指に伝わる金属感が心地良いカメラです。
プリズム内臓の90°折り曲げズームレンズは、望遠側でも画質低下を感じなく、1cmマクロも可能でいいレンズです。

前面



↓背面の操作ボタンは使いやすいですが、シャッターボタンは反応するまでの空白ストロークが大きめで使い難いです。
液晶は「クリアフォト液晶プラス」といい屋外では日光を利用して見やすくするハイブリット液晶なので、直射日光下の撮影でもまあまあ楽にフレーミングできます。
背面



↓記録メディアはメモリースティックDuoです。バッテリーはTタイプNP-FT1で、カメラに入れて放置するだけでインフォリチウム機能のためか?消耗が早いと感じます。撮影可能枚数も多くはありません。
メディア・バッテリー



↓実写した720万画素オリジナル写真を載せました。(オート WIDE端 F5.6 1/500秒 ISO125)
写真を左クリックし別ウィンドウが開いたら次に右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択し、ダウンロードした写真を見て下さい。(Windows11 Edgeの例)
720万画素


この機種DSC-T10は故障が多かったです。5台中3~4台を分解修理し、ブログ記事も書きました。

故障①:レンズ内の手ブレ補正部から振動と音「ブーン」が発生し、撮影すると極端にブレた写真になる。

故障②:背面にある再生/静止画/動画のモード切替スイッチに接触不良が起きる。

故障③:シャッターボタンの半押し時に接触不良が起き、フォーカスロックが不安定になる。

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