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11月, 2024の投稿を表示しています

ノートPCの画面コントラストは「ガンマ調整」で良くなる

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古いノートPCを使っていて「画面のコントラスト悪いな~」と感じている人は多いと思われます。僕もその一人です。 デスクトップPCの場合はモニター単体でコントラスト調整できる機種がほとんどですが、ノートPCは明るさ調整可能でもコントラスト調整は無いのが一般的です。でも、Windows機能の「ガンマ調整」で大きく改善できます。 調整方法は2種類あり、Windows11ノートPCでの例です。 ①1種類目はどんなパソコンでも可能な方法です。 ②2種類目は「インテルHDグラフィックス・コントロール・パネル」の有るパソコンに限られます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ↓ ①1種類目 :「Windows」キーを押しながら「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」の画面が表示されたら「dccw」と入力してOK。 ↓一読して「次へ」。 ↓一読して「次へ」。 ↓一読して「次へ」。 ↓ ここが肝心のポイント です。 「ガンマの調整」スライダーを少し下方向に動かします。これで、画面が引き締まった様に(コントラストが強くなった様に)変化します。そして画面全体が少し暗くなった感じもします。「次へ」。 ↓「明るさおよびコントラストの調整をスキップする( S )」をクリックします。(ここはデスクトップ用のモニター単体を対象とした調整と思われますので、今はスキップします) ↓カラーバランスの調整は、それなりに効果あるので実施しても良いと思います。 ↓例えば、画面が少し「緑っぽいなー」と感じる場合には、緑レベルのスライダーを左に移動すると良くなります。スライダーは100%からDOWNさせるだけで100%以上のUPは出来ません。 ↓調整前と調整後の比較が出来ます。良ければ「完了」をクリックして決定です。 ↓ClearTypeテキストチューナーは実施しても良いのですが、ほぼ効果が感じられないのでキャンセルして終了です。 ガンマとカラーバランスを調整した結果、画面が暗くなったと感じる場合は、明るさを上げれば良いです。 調整したけど「何か変だな~」と感じたら最初から同じ手順を繰り返して「完了」を選択すれば、お好みの画質に近づくと思います。デフォルトに戻す時は無調整のまま進んで「完了」を選択すればOKです。 ━━━━━━━━━━━...

myFirst Camera 3?のレビューと分解

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ジャンク箱に入っていたカメラを買いました。外装に文字が何もなくメーカー名/機種名が不明です。インターネットで数時間かけて調べたら、myFirst Camera 3(FC2003SA)と外見が一緒なので「これだね」と決めつけました。しかし仕様に違いがあり、結局は謎のカメラを買ったようです。さらにインターネットを調べましたが、いまだに本当の販売元/機種名は分かっていません。 ・メニューの言語は日本語を含めて11か国ありました。 ・フラッシュは3個のLEDが入っており、オフ/オン/オートで発光確認できました。 ・5秒セルフタイマーと3枚連写機能があります。 ・モノクロ/セピア/グリッドと20種類のデコレーションが選択できます。 ・動画は1080P/720P/VGAが選択でき、音声も記録されスピーカーで再生できます。 ・バッテリーの持ちは悪くないです。 ↓写真左肩のボタンでフロント/リアカメラを切り替えます。ファインダー覗き穴がリアカメラになっており、液晶を見ながら自撮りが出来ます。液晶の画素はきめ細かく、太陽光の下でも見えるので良いです。この辺はいい作りで、本家?myFirst Camera 3とほぼ同じかなと思います。 ↓設定は日本語メニューになってました。カメラのバージョンは20221028 V1.7と表示され2022年製と思われます。 ↓静止画の画素数は本家?myFirst Camera 3は最大1600万画素のはずですが、このカメラは何と!4800万画素が選択できます。エーそんなにあるの~?。設定されていたままの1200万画素で撮影テストしてみたら、マイクロSDカードに記録された画素数は確かに1200万画素でしたが、パソコンで等倍写真をみたら極端に粗い画像でした。4800万画素もテストしましたが、もっと粗い画像でした。 ↓これは1200万画素で撮影し、約42万画素にリサイズしているので、まあまあ見れますが不十分です。 ↓これは上の1200万画素の写真を等倍トリミングしたのですが粗すぎます。このカメラの実効画素は、僅か30万画素程度と思われます。少ない画素を多く増やして保存してもあまり意味がありません。 ↓ちょっと内部を開けて見たくなりました。4本のネジを取ると前後に分離できると思ってましたが、上下の中央付近が外れません。ツメの凸凹が固くかみ合っている様です。このま...

フィルムカメラPIX PANORAMAを分解修理しました

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フィルムパノラマカメラNISSAN CREDIT PIX PANORAMA JF-818を買いました。 ↓裏蓋のロック機構が不良みたいなので分解します。 ↓外装のネジ(5本全て同じサイズ)を取ってフロントカバーを外しました。 ↓続いてリアカバーを外します。まず右側面の外装を曲げながら凸凹2か所のかみ合わせを外します。 ↓そして、フィルム巻き戻しボタンを底カバーに押し込んでからリアカバーを外します。 ↓裏蓋のロック機構です。プラスチックのスプリングは4ターン程あったと思いますが、折れて無くなってます。 ↓カメラ内部のプラスチック破片を並べてみても、全ては揃いませんでした。 ↓そこで、自宅の部品箱にあったコイルスプリングを、ゼリー状瞬間接着剤で取り付けて修理しました。 ↓【ついで】カメラ内部とリアカバーと裏蓋です。 ↓【ついで】カメラ上面です。 ↓【ついで】パノラマフレームは指で引き抜くと簡単に外れます。これでフルサイズの写真が撮れるはずです。 ↓【ついで】3本のネジを取って前側レンズを外しました。本体側に簡素なシャッター機構が見えました。 ↓【ついで】外箱に表示されている仕様です。 パノラマサイズカメラ ・レンズ:28mm F11 ・撮影距離:1.2m~∞ パンフォーカス ・ファインダー:逆ガリレオ式 ・絞り:F11 固定 ・シャッター:1/125秒、メカニカル式 ・フィルム巻き上げ:手動背面ノブ式 ・フィルム巻き戻し:手動クランク式 ・フィルムカウンター:順算式、裏ぶた開閉により自動復元 ・その他:スライド式レンズカバー内蔵(シャッターロック付)、ハンドストラップ固定

カメラのカビを予防する通気性の良い収納棚を自作

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以前はカメラを1台ごと、シリカゲルを入れたジップ付きビニール袋で保管していたのですが、カビの発生が多くありました。シリカゲルは短時間で効果が無くなり、ビニール袋は長期間経過すると湿気を通す事を知りました。 そこで、通気性が良くてカメラを収納しやすい木製の棚を作る事にしました。それを自宅の南側部屋に置きます。 ホームセンターで板のカット数を少なく済むよう、なるべく既成サイズの板で出来上がる棚を考えましたが、結局は20か所ほどカットしてもらいました。 木ネジと木工ボンドを使用して組み立て完成後に表面だけ塗装しました。棚の内面塗装は面倒なのでそのままです。 ↓背面の板5枚は棚の上部に寄せて付け、下部はスルーにして通気性が良くホコリが溜まらない様にしました。 ↓カメラをそのままでも、ちょうど良く収納できますが、今は通気性の良いカゴに入れてから棚に収納してます。 左の白いカゴにはコンパクトデジカメ、右の黒いカゴには一眼レフとレンズが入ってます。 カゴの下には自作の「すのこ」を敷いて通気性には注意しているので、今のところカビ発生は無いと思います。

PCでブラウザ使用中に画面が一瞬消える症状を解決

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普通操作の画面では異常ありませんが、ブラウザを使っている時だけ画面が一瞬消える症状が頻繁に発生します。 自分の目が瞬きしたのと同じです。 パソコン機種はWindows10世代のノートAltair VH-AD3Lです。今はWindows11 24H2をクリーンインストールしてブラウザは付属のEdgeだけを使用しChromeブラウザは未使用です。CPUはCeleron N3450(クアッドコア1.10GHz)、GPUはインテルHDグラフィックス500(CPU内蔵)、メモリーは4GBから8GBに増設しましたが、しょせん非力ノートPCです。 Windows10の時からWindows11 23H2までは画面が一瞬消える症状は無かったので、グラフィックスドライバーをWindows10世代の古いバージョン(27.20.100.8681)に戻しましたが解決しませんでした。 ネットで調べたら「使用可能な場合はグラフィックス アクセラレータを使用する」をOFFにする情報を得ました。 Chromeブラウザも同じ設定があり、このPCでChromeを使用した場合も画面が一瞬消える症状になると思われます。 実際にEdgeでの設定をOFFにして使用したら完全に症状が無くなりましたので、設定方法を画像と一緒に紹介します。 ↓Edge右上・・・をクリックし「設定」を選択する。 ↓「システムとパフォーマンス」を選択する。 ↓「使用可能な場合はグラフィックス アクセラレータを使用する」をデフォルトの「ON」から「OFF」に変更する。 ↓「OFF」にしたら再起動ボタンが表示されるのでクリックしEdgeを再起動する。

マウスM-BT12BRのスクロール不良を分解修理

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ELECOM BluetoothマウスM-BT12BRRDのスクロール動作が不安定になりました。使い始めに回転方向と逆にスクロールされる事が多く、使い込んで行くと正常になります。ロータリーエンコーダの接触不良と思われるので分解します。 ↓底面の丸いシール5か所のうち一番下のシールを剝がすとネジがあります。 ↓ところが、Y型ネジなので合うドライバーが必要です。又はマイナスドライバーで運良く外れるかも知れません。 ↓Y型ネジ1本を取れば、上の赤色カバーは面倒なツメの引っ掛かりも無く簡単に外れます。 ↓スクロールホイールの軸と一緒に回転する部品がロータリーエンコーダです。基板全体を外すには電池から出ている白色コネクターを抜いて、そのまま持ち上げると外れます。 ↓基板からロータリーエンコーダを外すには5本足に付いているハンダを除去します。ハンダ吸い取り線にハンダコテを押し付けながら溶かして吸い取るのですが、道具が無いと無理だしコツも必要な難しい作業です。 ↓外したロータリーエンコーダにはTTC 9とLAの文字があります。これ自体を分解するには金属面にある4か所の黒いプラスチック突起をナイフでカットすれば良いと思いますが、元に戻す事が無理そうなので今回は止めます。 ↓代替え修理方法として赤色のローターと黒色エンコーダ本体の間に、待ち針を少し差し込んで隙間を作りました。 待ち針を深く差すとローターの接点を壊す事が考えられるので注意が必要です。 そして隙間にKURE 5-56をスプレーしました。(接点復活剤も持ってますが使いませんでした)これで直ったはずです。 結局、難しいハンダ作業は必要無く、上の赤色カバーを外すだけで作業可能でした。 結果:修理後のスクロール調子は良いです。

Panasonic製イヤホンの右側音出ず分解

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ジャンク品ですがキレイなPanasonic製イヤホンが安かったので買いました。だけど右側の音が出ないので分解します。 ↓ゴムカバーもドライバー(スピーカー)も簡単に外れました。テスターで右側(R)の導通試験をしてみたらコードの断線ではなく、ドライバー自体のどこかで断線している様です。 ↓コードのハンダ付けを取ってドライバー単体にしました。吸音スポンジは劣化してボロボロです。細い線2本は半透明の固いボンドで接着されてました。ボンドをハンダコテの熱、又はシンナーで溶かす事を試みましたがダメでした。 ↓しょうがなくボンドを無理やり剥がしましたが、この時点で細い線が切れました。これ以上調べる事は無理です。 ↓ドライバーを開いてみました。左側がマグネット、右側が赤色の可動コイルと透明の振動板です。 断線箇所が特定できないまま「燃やすごみ」になりました。ごめんなさい&ありがとう。